2010/11/26  またまた、新工房の風景をチラッと御紹介。

床には、HCで格安で売ってた杉板を張って、オイルフィニッシュで仕上げてみました。
杉の木質は柔らかくて傷が付きやすいんですが、そのお陰で、刃物を落としても安心。

 
で、その杉板の端材を使って作ったのが工具を整理するトレー。
正直、100円ショップのプラスチックトレーで機能的には十分に事足りるんですが、
やっぱり「木」の持つ雰囲気っていいもんです。何となく癒されます。


 この場を借りて、業務連絡です。在庫切れだったカッティングステッカーが再入荷しました。


2010/11/15  
塗装ブース製作中

 今回の新工房は「木のぬくもりを感じる事のできる工房」がテーマでもあります。従って、机やら棚やら、床板に至るまで、全て木材を使用しています。それら全てをハンドメイドで製作しているんですが、何と言っても、塗装ブース、コイツが一番手強いですね。
 ここ数日、ジョイホン(地元の超巨大HC)を何度も何度も往復しつつ、悪戦苦闘しております。


2010/11/02  
工房の引っ越し完了!

 まだ肝心の塗装ブースが出来てなかったり、ツールの置き場所がまだちゃんと決まってなかったり、イスが座り心地の悪いパイプイスだったりして、「完成!」というにはまだまだ程遠い状況で、色々と不便・不都合はあるのですが、とりあえずは簡単な作業ができるくらいにはなりました。
 
 この新工房を作るにあたってまず心掛けたのは「居心地のいい空間を作る」って事でした。ただ効率良くルアーを作れるだけではなくて、勿論それを大前提としたうえで、それプラス、できるだけ長い時間をその中で過ごしたくなるような、「快適な空間」である事を求めました。
 これに関しては、随分と以前から、雑誌やらネットでありとあらゆる工房、例えば、伝統工芸品を作る各地の職人さんとか、家具職人とか、ナイフビルダーとか、果ては日本全国津々浦々に散らばっている日曜大工オヤジの様々な工房についての情報を集めたりしていて、常日頃から「ああしたい、こうしたい…」と妄想していた分野でもありました。
 勿論、実際には、スペースの問題やら、あるいは予算的な問題やらで、頭の中に描いている理想図の全てをカタチにはできないのですが、そこはアイデアと時間(=手間)を使う事によって、「Basskerville工房」を居心地のいいものに仕上げていこうと考えています。
 当たり前の話ですが、「工房に居るのが苦痛」になっちゃうと、ルアービルダーの仕事ってのは成り立ちませんからね。

 今月はPCの前に座る時間がいつもよりちょっと長くなりそうなんで(何でそうなるかって説明はまた後日にでも…)、その合間合間にでも、このダイアリー上で、ちょこちょこと工房作りの過程やら工房設備なんかを御紹介できればと思ってます。